管理人 : 松浦明宏
古代ギリシア語で読むハリー・ポッター
今日、仙台Loftにあるジュンク堂で、Harry Potter and the Philosopher's Stoneを古代ギリシア語に翻訳したものを見つけてきました(J.K. Rowling, Hareios Poter kai he tou phisosophou lithos, trans. by Andrew Wilson, Bloomsbury, 2004)。



早速少し読んでみました。普段プラトンやアリストテレスなど、古代ギリシアの哲学者の本を頭を抱え込みながら読んでいる人間にとって、あまり大上段に振りかぶらずに気楽に読めそうで、新鮮な驚きがありました。哲学は驚きに始まるということですから、これもまた一つの哲学の始まりか(失礼!)。ハリー・ポッター関連の本は、各国語に翻訳されていて、ラテン語もあるようですが、ついに古代ギリシア語の版まで登場したということですね。

もっとも、この本一体誰が読むのだろう?という疑問がわいたことも事実です。出版して採算はとれるのだろうかと心配になりますが、どういうわけか、私は買ってしまったので、買う人もいるのでしょうね。採算など度外視しているのかもしれません。古代ギリシア語の勉強をなるべく面白くするための試みの一つと理解することもできるかもしれません。

ちなみに、冒頭の扉ページにこう書いてありました。
(下の段がギリシア語です。原本ではもちろんギリシア文字等が使われています。)

for Jessica, who loves stories,
for Anne, who loved them too,
and for Di, who heard this one first

te Iessike, he philei tous mythous,
kai te Anne, he ephilei autous,
kai de kai te Diane, he touton ge mython prote ekroasato
by matsuura2005 | 2005-06-23 01:19
論文構想『テアイテトス』第二部... >>
<< 論文構想『テアイテトス』第二部...